てんてん ずっと独身でいるつもり?

森香澄,若葉竜也,香椎由宇,芋生悠,田村健太郎,笠島智,黒沢あすか,白川和子,眞島秀和,前田吟
10.23(FRI)Prime Videoにて独占配信
原作:おかざき真里(原案 雨宮まみ)「ずっと独身でいるつもり?」(祥伝社 FEEL COMICS) 監督:箱田優子 脚本:港岳彦 音楽:渡邊琢磨製作:水上繁雄 エグゼクティブプロデューサー:新井勝晴 プロデューサー:松浦ちひろ ラインプロデューサー:加藤毅 キャスティングディレクター:元川益暢 音楽プロデューサー:福島節 撮影:月永雄太 照明:秋山恵二郎 録音:小川武 美術:安宅紀史 装飾:石上淳一 編集:今井大介 音響効果:齋藤昌利 スタイリスト:立花文乃 ヘアメイク:大上あづさ アソシエイトキャスティング:福田エミ 助監督:木ノ本豪 制作担当:北村和希 プロダクション統括:田中正 制作プロダクション:ジャンゴフィルム 製作:日活
映画『てんてん ずっと独身でいるつもり?』公式サイト

introduction

本作は、結婚するかどうかにとらわれず、いまを生きる人々が、それぞれの速度で“自分の居場所”を見つけていく群像劇。やりたいことや夢もなく流されるまま愛嬌だけで生きてきたヤマダ30歳。人との関わりを自ら避けてきたシバ38歳。プライベートよりも仕事を優先してきたシミズ46歳。年齢も境遇も異なる独身3人の迷いと選択を通して、人生のあり方は一つではないことを、ユーモアを交えて丁寧に描く。“普通の幸せ”という価値観がなお残る現代に、「こんな選択肢もある」と、観る人がほっと息をつける、心地よいエールとなるだろう。

主演は、アナウンサー、タレントとして活躍し、俳優としても注目を集める森香澄。本作で映画初主演を飾り、仕事・恋愛・人間関係につまずきながら居場所を転々とする、どこか憎めないヤマダをリアルに体現して新境地を見せる。さらに、若葉竜也が独自の佇まいと深みのある演技でシバを、香椎由宇が46歳のシミズの等身大の揺らぎを繊細に演じる。実力派キャストの豊かなアンサンブルが、不器用で愛おしい登場人物たちに息を吹き込む。

おかざき真里の人気コミックを原作に、田中みな実主演で映画化された『ずっと独身でいるつもり?』(2021)。待望の第2弾となる本作では、『アナログ』『正欲』『ぼくが生きてる、ふたつの世界』など、時代の空気と人間の機微を鋭くすくい取ってきた港岳彦が、オリジナルストーリーを手掛ける。メガホンを取るのは、数々の話題のCMを生み出し、『ブルーアワーにぶっ飛ばす』で鮮烈な長編映画監督デビューをした箱田優子。笑って、刺さって、最後には少し前を向ける——人生の迷いさえ愛おしくなる、いま観るべきリアルな物語が誕生した。

Story

ヤマダミサキ30歳、独身。特技はこれといってなく、やりたいこともない。20代の頃は半地下アイドルとして活動し、その後も仕事や居場所を転々として、今は友人のつてでホームヘルパーとして働いている。ところが恋人の浮気が発覚し、仕事もうまくいかなくなってしまう。葬儀社で働くシバ、38歳。過去の心の傷から人との関わりを避けて生きてきたが、姉の一人息子を預かることになる。途方に暮れるなか、ヤマダと関わるうちに、甥との距離を少しずつ縮めていく。一方、デザイナーのシミズ、46歳。仕事を優先してきた彼女は、父が倒れたことを機に仕事か介護か、そして自分の人生をどう生きるかの間で揺れ始める。年齢も境遇も異なる3人は、それぞれが迷いながらも、自分の居場所を見い出していく――。

Cast

森香澄

ヤマダミサキ森香澄

1995年6月16日生まれ、東京都出身。
2023年3月にテレビ東京を退社後、アナウンス業、タレント業のみならず、ドラマ、映画に出演するなど、俳優としても活動の幅を広げている。本作で映画初主演を務める。近年の主な出演作に、映画『裏社員。 スパイやらせてもろてます』(25)、『ロマンティック・キラー』(25)、ドラマ「オトナの授業」(24/MX)、「伝説の頭 翔」(24/EX)、「栞ちゃん 心の声を聞かせてよ」(24/EX)、「年下童貞くんに翻弄されてます」(25/MBS)、「奪い愛、真夏」(25/EX)、「DREAM STAGE」(26/TBS)、「プロフェッショナル 保険調査員・天音蓮」(26/CX)など。9月1日には自身初の美容本「戦略的かわいいの作り方 森 香澄のかしこい美容メソッド」(小学館刊)を発売した。

若葉竜也

シバ若葉竜也

1989年6月10日生まれ、東京都出身。
2016年公開の『葛城事件』で、第8回 TAMA映画賞・最優秀新進男優賞を受賞。2024年、テレビドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」(KTV・CX)にて、第120回 ザテレビジョン・ドラマアカデミー賞・助演男優賞、東京ドラマアウォード2024・助演男優賞、第49回 エランドール賞・新人賞を受賞。作品によって違った表情を見せる幅広い演技力で、数多くの作品に出演。近年の主な映画出演作に『あの頃。』(21)、『街の上で』(21)、『くれなずめ』(21)、『前科者』(22)、『愛にイナズマ』(23)、『市子』(23)、『ペナルティループ』(24)、『ぼくのお日さま』(24)、『嗤う蟲』(25)、『てっぺんの向こうにあなたがいる』(25)、『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』(26)など多数。

香椎由宇

シミズ香椎由宇

1987年2月16日生まれ、神奈川県出身。
小学6年間をシンガポールで過ごした帰国子女。2001年にモデルデビュー。2005年、映画『ローレライ』で映画初出演。同年公開の『リンダ リンダ リンダ』で第29回山路ふみ子映画賞新人女優賞受賞。近年の主な出演作に、映画『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』(25)、『GEMNIBUS vol.2 顔のない街』(26)、『メモリィズ』(26)、ドラマ「九条の大罪」(26/Netflix)など。

芋生悠

フルヤ芋生悠

1997年12月18日生まれ、熊本県出身。
2015年デビュー以降、映画『左様なら』(19/石橋夕帆監督)、『37セカンズ』(20/HIKARI監督)、『ソワレ』(20/外山文治監督)、『ひらいて』(21/首藤凛監督)、『夜明けのすべて』(24/三宅唱監督)、『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』(24/井上淳一監督)、『解放』(25/自身初監督作)、ドラマ『極悪女王』(24/Netflix)、連続テレビ小説『ばけばけ』(25-26/NHK)、『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(25/TBS)、『ぼくたちん家』(25/NTV)、本年は、舞台『岸辺のアルバム』、Netflix『ガス人間』などに出演。映画『......overcome with あふれた..』(26年秋公開予定)、NHKドラマ10『デンジャラス』(27年1月より放送予定)などの公開を控えている。

田村健太郎

スギ田村健太郎

1986年12月15日生まれ、東京都出身。
2010年『ノルウェイの森』で映画デビュー。以降、ドラマ、映画と数多く出演。近年の主な映画出演作に『ほつれる』(23)、『港に灯がともる』(25)、『おいしくて泣くとき』(25)、『新幹線大爆破』(25)、『秒速5センチメートル』(25)、『金髪』(25)、『佐藤さんと佐藤さん』(25)などがある。

笠島智

まみ笠島智

1984年5月20日生まれ、東京都出身。
2014年『ミスターホーム』で映画デビュー。以降、ドラマ、映画、舞台に活動の場を広げる。近年の主な映画出演作に『ナナメのろうか』(22)、『路辺花草』(23)、『王国(あるいはその家について)』(23)、『SUPER HAPPY FOREVER』(24)、『朝の火』(25)など。

黒沢あすか

ヤマダコズエ黒沢あすか

1971年12月22日生まれ、神奈川県出身。
1990年、『ほしをつぐもの』で映画デビュー。『六月の蛇』(03)で第23回ポルト国際映画祭最優秀主演女優賞、第13回東京スポーツ映画大賞主演女優賞を受賞。『冷たい熱帯魚』(11)で第33回ヨコハマ映画祭助演女優賞を受賞。
近年の主な映画出演作に、『親密な他人』(22)、『658km、陽子の旅』(23)、『敵』(25)、『未来』(26)、『ウォーターガーディアンズ』(26)など。公開待機作に『mentor』(26年10月16日公開予定)がある。

白川和子

サガミジュンコ白川和子

1947年9月30日生まれ、長崎県出身。
日活ロマンポルノ『団地妻』シリーズで人気を獲得し、映画やテレビ、舞台を中心に活躍。第21回日本映画批評家大賞「ゴールデングローリー賞」、第73回毎日映画コンクール「田中絹代賞」受賞。近年の主な映画出演作に『山女』(23)、『春画先生』(23)、『唄う六人の女』(23)、『サンセット・サンライズ』(25)、『「桐島です」』(25)、『金子文子 何が私をこうさせたか』(26)、『トロフィー』(26)、『八月の杜』(26)など。公開待機作に『あなたの息子ひき出します!』(26年10月2日公開予定)がある。

眞島秀和

サガミジョウジ眞島秀和

1976年11月13日生まれ、山形県出身。
1999年、李相日監督の映画『青〜chong〜』で主演デビュー。以降、映画・テレビドラマ・舞台など幅広く活躍。
2019年には『サウナーマン〜汗か涙かわからない〜』で連続ドラマ初主演を務める。近年では、テレビ東京系ドラマ『居酒屋新幹線』で主演を務め、NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』にも出演。
主な映画出演作に、石川慶監督の『愚行録』(2017)、『ある男』(2022)、『彼方のうた』(2024)、『知らないカノジョ』(2025)、『少年と犬』(2025)、『風のマジム』(2025)、『鬼の花嫁』(2026)など多数。
公開待機作として、『ないものねだりの君に光の花束を』(2026年11月20日公開予定)がある。

前田吟

シミズケイジ前田吟

1944年2月21日生まれ、山口県出身。
劇団俳優座養成所を経て俳優デビュー。映画『男はつらいよ』やドラマ「渡る世間は鬼ばかり」(TBS)など人気シリーズへの出演で名脇役としての地位を固める。そのほかテレビ番組の司会や歌手としてもマルチに活躍を続けている。近年の主な出演作に映画『十日と永遠 / 10 Days to Eternity』(24)、『宇宙飛行士からの手紙』(25)、『劇場版 旅人検視官 道場修作』(26)、ドラマ「正直不動産」(22/NHK)、「無用庵隠居修行7」(23/BS朝日)、「老害の人」(24/NHK)など。

Staff

監督箱田優子

1982年生まれ。東京藝術大学美術学部絵画科卒。
CM、MV、数多くの映像作品の演出を手掛ける。
2016年のTSUTAYA CREATORS’ PROGRAM 2016にて審査員特別賞を受賞し、オリジナルで脚本・監督を手がけた『ブルーアワーにぶっ飛ばす』で映画監督デビュー。第22回上海国際映画祭アジア新人部門で最優秀監督賞を受賞。そのほかの演出作品にドラマ「ヒヤマケンタロウの妊娠」(22/Netflix)、「ユーミンストーリーズ/冬の終り」(24/NHK)がある。

脚本港岳彦

1974年生まれ、宮崎県出身。
日本映画学校(現・日本映画大学)卒業。1998年に『僕がこの街で死んだことなんかあの人は知らない』で、シナリオ作家協会主催・大伴昌司賞受賞。『正欲』(24)でおおさかシネマフェスティバル2024脚本賞受賞。脚本を手掛けた主な映画作品は『あゝ、荒野 前篇・後篇』(17)、『とんび』(22)、『アナログ』(23)、『ゴールド・ボーイ』(24)、『ぼくが生きてる、ふたつの世界』(24)、『#拡散』(26)など。公開待機作に『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』(26年12月25日公開予定)がある。

音楽渡邊琢磨

宮城県仙台市出身。バークリー音楽大学へ留学。帰国後、国内外のアーティストと多岐にわたり活動。自身の活動と並行して映画音楽も手がける。近年の作品に、『ナミビアの砂漠』(24/山中瑶子監督)、『Cloud クラウド』(24/黒沢清監督)、『100年』(25/牧野貴監督)などがある。

Comment コメント

森香澄コメント|主演映画のお話をいただいた時は、私に務まるのだろうかと不安もありました。ですが脚本を読み、明確な目標や大きな夢があるわけではないけれど、自分なりの幸せを見つけようとするヤマダの姿に触れ、共感しました。今私が抱える不安も表現に変えられるかもしれないと思い、演じてみたいと強く思いました。若葉さんとのお芝居は、学ばせていただくことばかりでした。シバとヤマダが少しずつ距離を縮めていくように、私と若葉さんも撮影を重ねるごとに色んなお話をするようになり、その時間が役柄にも自然と重なっていったような気がします…!観てくださる方がそれぞれの毎日や生き方に思いを巡らせながら、自分にとっての幸せについて、少し肩の力を抜いて考えられるきっかけになれば嬉しいです。
若葉竜也コメント|春の終わり頃、箱田監督からお手紙をもらいました。箱田監督らしい照れながら書いたのであろう素敵な文でした。これはやろう。と、即決。そしてやっと一緒に映画をつくれました。すごく個人的で、世界の片隅の小さな人間関係を丁寧に粛々と、現実と空想の境目で人を見つめる箱田監督の手腕に惚れ惚れし、森香澄さんの細やかさと圧倒的な存在感に助けられ、トアさんの天才的な芝居に度肝をぬかれ、とても刺激的な現場でした。はっきり言って、傑作です。
香椎由宇コメント|若い2人とはまた違う30〜40代の悩みを抱えるシミズ。仕事のことも、自分のことも、なんとかなる!で乗り切っていたまだまだ体力も勢いも熱量もある30代。熱量だって勢いだってなくしたわけではないのに自分だけのことではないものにも自分を削ぎ落としていくことの増える40代。「私たちもそんな歳になったってことだよ」この一言がつい口から出てくるお年頃。箱田監督とも「私たちもそんな年代なんですよね…」と苦笑いして言いながらも解りすぎてしまうシミズの気持ちが苦しいなぁ…なんて想いを抱えながら乗り越えた撮影の1ヶ月でした。出した答えが正解かどうかではなく選択肢の一つであり、案外誰しもがそんな日々を積み重ねて年月が過ぎていくという、当たり前のこと。そんな正解探しじゃ無くてもいいんだなって思いになっていただけたらとおもいます。
箱田優子監督コメント|下流河川の底にひしめきあう小石を想う気持ちで映画にしました。その河の流れを音楽にしてくれたのは渡邊琢磨さん。それぞれの小石に手を伸ばし叩いてみれば、ヤマダはキッチュな音で鳴り、シバは鈍く吸収され、シミズは古びたエンジン音が響いている。休みの日に近所の川をぼんやりと眺めるような気持ちでご覧ください。そこにあるものを見つめる時間を味わっていただけたら。なんてスカしてしまいましたが、兎にも角にもピンクのクロックスでドンキのチャリ転がしまくるヤマダ最高うぇーい⤴って感じです。「森香澄」のパブリックイメージの真逆を爆走しております。さらに若葉くんと香椎さんですよ、どうなってんのよ。お楽しみに!